* ミュージカル CoCo〜 は誰でも参加できる市民劇団です。 *

『 ソウルフード　〜Omusubi Kororin〜 』
脚本・演出 / 野�ｱ 美子

においをたどれば記憶につながる

2019年
12月21日(土)　開演18：00
12月22日(日)　開演13：00 [1回目]　16：30[2回目]
狛江エコルマホール(小田急線狛江駅前)

◎主催　ミュージカルCoCo〜
◎後援　狛江市　狛江市教育委員会　狛江市社会福祉協議会

まだまだこれからのCoCo〜

狛江のミュージカルCoCo〜さんが11回目の公演を迎えた。
市民劇団がこんなに長く、しかも公演の度に大きくなっているケースはめずらしい。地に足のついた主催とメンバーの結束力、そして何より狛江という場所で劇団を支え応援して下さる方々が観客席にも劇場の外にも大勢いらっしゃるおかげだと思う。劇団の皆は狛江以外からやってくる講師たちに「遠いところへようこそ」と声を下さる。芝居のためなら地球の裏側まで行く私の感覚は「え？全然遠くないよ。世田谷の隣りでしょ？都内だし」なのだが、別の感覚で見てみると狛江ってなんかちょっと独立感がある。
ここに来ると「狛江は狛江」って、地元でイベントをやり、コミュニケーションしながらマイペースで人生を楽しむ人々に出会う。以前ヨーロッパを旅した時、地方の街で”豊かさ”に出会った時のあの感じ。天の恵みと地の恵みに感謝する余裕がある。家族と友人とコミュニティでふれ合い、個を大切にする文化がある。何だか忘れ物を取りに来たような、ほっとする気持ちになる近くて遠い狛江。ミュージカルCoCo〜さんと出会わなければ訪れることもなかったかもしれない。
さて第11回である。言ってみれば生まれた子どもが11才である。
今回は、だいぶ色々やれるようになった11才たちと11回分の思い出をお弁当箱にギューっと詰めて旅に出てみた。
旅の最中は色んなことが起こる。台本に書いてないことも・・・ある。
11才、まだまだこれからのCoCo〜の旅、
本日の道連れとなって下さるあなたに感謝。
遠くて近い、近くて遠いその場所へ
さあ、幕を開けよう。

脚本/演出/美術/作詞　野�ｱ 美子

CoCo〜めしは私のソウルフード！

CoCo〜の稽古場にはいつも汗と笑顔があります。
学校や仕事で大変でも、挑戦することを楽しむ人たちがいます。
上手いとか下手とか関係なく、真っ直ぐに一生懸命な人たちが集まるこの場所から私はいつもエネルギーをたくさん貰っています。
余裕はないはずなのにメンバーやママたちが用意してくれる「CoCo〜めし」は手作りから珍しい品まで愛情たっぷりで、疲れた体に沁みます。
お陰で振付けも頑張れる！
まさにCoCo〜めしは私のソウルフード！
共に汗をかき、食事をし、踊り歌い笑って、重ねてきた時間。幸せ〜ねっ
きっと今日の舞台は米粒にも負けず光輝くはず。
皆さまの心にCoCo〜の味力が届き沁み渡りますように！

振付・ダンス指導  石川 千瑞子

魂のたべものを分かち合う公演

おにぎりって、なんて素敵なのでしょう。
今回の稽古では、自分のおにぎりの歴史を幾度も辿りました。 母が、父が、握って持たせてくれた、真っ黒の海苔おにぎり。高校生の時に握った、“ライブ打ち上げ“おにぎり。そして、子供たちのための、母としてのお握り。
我が町 狛江では運動会のお昼は校庭で家族みんなで食べる「サザエさん」方式でした。ほんと、初めて見たもん、校庭で家族が集うお昼ご飯。やがて風習は変わり、今は教室での昼食と聞いています。でも、あの風景は特別なもの。
ご近所みんなで、お弁当の中身を交換しながら食べたお握り。。
本日の「ソウルフード 〜omusubi kororin〜」
エコルマホールにいらしてくださった皆さまと、魂のたべものを分かち合う公演と思っております。
CoCo〜のフルメンバー&豪華ゲストでのお結び話、どうぞお楽しみください！

歌唱指導  菊池 リカ

脚本も音楽も、すべてオリジナルのミュージカルです。

あなたの心に残るお弁当はありますか
そこにはどんな思い出がつまっていますか
幼い頃の記憶。青春の日々。
作ってくれた人のなつかしい顔・・・

笑いながら食べたお弁当
泣きながら食べたお弁当
食べられなかったお弁

アナタノ　オベントウ　ミセテクダサイ

一人の旅人を通して出会う、
お弁当につめられたそれぞれの物語
生バンドが奏でるCoCo~の舞台に、あなたのソウルフードを見つけに来ませんか？