Maynich,


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート15

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初!通し稽古!(最初から最後まで止めずに通すリハーサル)
いやいや…むりくり通しました。粗いところがすべて浮き彫りになりました。こっからこの粗いのをどれだけ埋めていくか…!
子供達も本当に真剣です。そんな彼らの目がかっこいい。
とうとうこの現場も残すところあと約二週間となりました。今はやろうやろうと焦ってぐちゃぐちゃになるよりも、出来るところを焦らずに、丁寧に、緻密にやって、逆に出来ない事はクリアにしていかないと。
ミュージカルは音楽きっかけや、台詞きっかけが本当にシビアです。
さらにここに『照明に当たる為の立ち位置(いわゆるバミリ)』がきます。
エコルマホール、はキャパが700人です。見に来る人達に伝えたい物語をもう一度確認してみよう。根本的に、メッセージを伝える事が僕ら役者の仕事なんだから。

負けません!『このくらいで』なんていう惰性にです。
勝ちに行きます!お客様のあらゆる時間の過ごし方にです。
これが今まで僕が現場で先輩達から頂いた俳優の心意気。
最高の宝物です。

さーて!今日は僕と同じくゲストとして呼ばれた、最高の先輩を二人紹介します!
アッキーさんこと秋山秀樹さん(右)と、しんごさんこと村上新悟さん(左)のお二人です!今回『雪のひとひら』のぶっ飛び代表です。いや冗談ではなくて、どういう事かというと"お芝居の稽古"と聞くと、(殊ミュージカルだと)、"失敗しちゃダメだ"とか、"上手くやろう"とか、『演出家に何も言われないようにしなきゃ』という“いい子ちゃん意識”が働きがちです。
でも、実はそれじゃダメで、やり過ぎくらいがちょうどいい!

のざさん(演出)はよく言っています。『アイデアを私に見せて!』と。つまり

俳優の現場では100%は当たり前。それより突拍子も無いことや
自分にしか出来ない特別なことをやって、演出家はそれを採用か不採用かを選ぶだけにしなきゃ
いつまで経っても200%の作品は出来ない。
という事なんですね。

アッキーさんとしんごさんはプロとして、いつも稽古場にサプライズをします。
アイデアというサプライズです。それからボケとツッコミというサプライズも。笑

で、僕は本当にそれが羨ましい。
上手くやろうとする事が僕の最大の欠点です。
ふざける事、自らが進んで汚れて行ける勇気を持たなきゃ…。

僕は俳優としてこの先輩達から、盗むものが沢山あります。
この芝居を通して得る事ができる、素晴らしい武器。
俺も、演出家がもうダメって言うまでもっともっとふざけるぞ!

明日も稽古だー!


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート16

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いよいよ本番二週間を切りました。こんばんは、なかすけです。
昨日は二回目の通しをやって、照明のマシケンさんに全体の流れを見てもらいました。
マシケンさんは、演出ののざさんと付き合いの長い照明さんで、とっても綺麗な、かっこいい照明を当てて下さると評判です。と、マシケンさんに昨日飲みの席で話したら
『良い芝居したら(良い照明)当てますよ。』
(;゜Д゜)!
ごもっともでヤンス…。

それから昨日は、安心した出来事が一つ。昨日、稽古が終わってから。
のざさん(演出)がみんなを集め、今日のまとめをやったところで、何かお互い言いたいことや確認したい事あるか、とのざさんが言ってくれました。すると今までこういう場で発言してこなかった子供達が
『あのシーンではこういう動きじゃなかったか?』
『あそこはあぁでないと周りが困るから確認しよう』
と、大人の代わりに言ってくれたのでした。
もう、周りに頼ってばかりじゃなく、それぞれ自分が動かして、より良い作品を作る方向に全員が向いています。
僕も昔、児童劇団にいたからわかるけど、子供がいる現場じゃこうなるのは結構難しいと思う。それはきっと今、周りの大人達が、あまり余裕がないくらい必死なのを見て、あの子達は助けようと思ったのではないかと思います。
まぁ…希望的観測ですが。(どーん)
でも、本当に今は大人も必死。みんなが助け合わないとあと一段階先には進めないから、あの子供達の姿勢には本当に感動しました。大丈夫!俺達のバックには素晴らしいスタッフ達が付いてる!
みんな、あと少しだよ。頑張ろうね。

さぁ、ゲスト以外の紹介では、これが最後のキャスト紹介となります。
国司真美子さんです!ん、えっ…国司!?国を司るお方でヤンスか!?苗字でビビりました。笑 一体どんな一族の子孫なのでしょうね。この写真の俺達、口に食べ物が入ったまま撮ってるので若干まぬけですね。笑
まみさんはCocoの中では数少ない、過去に演劇経験を持つ実力派女優さんです。そしてなんと今、約六ヶ月目になる赤ちゃんがお腹にいます!見る見るうちにお腹が大きくなっていくまみさん。お芝居に、生命の神秘を感じます。だからダンスが激しいシーンなんかでは、みんなが気付かないうちに彼女は袖に消えています。笑 これから、お母さんになる人が『再生』をテーマにしたお芝居をやるって一体どんな気持ちなんだろう。一つ一つのセリフや歌詞を、妊婦さんが伝えたら、どれだけの実感を芝居に込められるんだろう…。まみさんの表現の重さは、きっと今、二人分なのです。
では、また次回!


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート17

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こんばんは!今日は歌の自主練でした!
時間割を決めて、それぞれ割り振られた歌を真剣に、深めました。
曲が本当に素晴らしい!歌詞も素晴らしい!
どれだけこの素晴らしさを伝えられるかが、僕らの仕事です。
実は僕は、この三日間歌詞と全力で向き合いました。

僕は音楽をやっているので、どうしてもメロディーに気を取られがちだけど、そこは"ミュージカル"芝居の要素が大きい。曲と芝居がぶつ切りになるのなら、それはライブをやればいい。ストレート演劇(歌もダンスもない)をやればいい。

これは余談だけど、たまに、ミュージカルを否定する人がいる。
『いきなり歌う意味がわからない』
でもそれは違う。芝居の延長に歌があるもの、それがミュージカルだ。
芝居の心、相手役と自分の心の交信を忘れた歌は、せっかく温めたシーンを台なしにしてしまう。
そういうわけにはいかない。芝居で温めた心を爆発させるのが歌なんだ。
そのために、歌詞と向き合い、セリフと向き合う。最高のコラボレーション(歌×芝居)を見せるため
最後の最後まで頑張ります。

今週のブログゲストは!
そんな僕らを支える裏方メンバー!『お母さんチーム』です!!
左から稜、恕子、旭美、愛香、詩織のママ達です!
彼女達なくして、ぼくらは安心して稽古はしていられない、敏腕で最高のスタッフです!

足がない人を稽古場まで送り迎えして下さり、毎回ケータリングの美味しいご飯を作ってくださり(なかすけは完全に餌付けされています。)さらにチラシ、当日の受付の事、衣装の事やキャストが手の回らない細々した事を全て引き受けて下さってます!

僕等が安心して舞台の上に乗る為には、こうしたスタッフの理解と協力は絶対なんです!
どこの現場だってそうです。僕は先輩方から、『スタッフを大事にできない役者は良い芝居はできない。』と教わってきました。間違いなくその通りです。

スタッフの皆さんが良い仕事をしてくれるから僕等はそれを潰すわけにいかないと思える。
最高の作品を作る上での意識は、スタッフからと言っても過言ではありません。

そしてすごいのは、皆さん"ママの顔"と"スタッフの顔"をしっかり使い分けている事です。
現場で、ママの顔を使い自分の子供をしっかり管理し、同時にスタッフワークや、僕等ゲストへの気遣いをして下さる。

…ただの主婦じゃない。笑
みんな、一丸となって本番に臨んでいます。

舞台の上は、僕等に任せて下さい。
みんな頑張ろう!


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート18

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今日は通し稽古(本番さながら、止めずに最後まで通す稽古)でした。
悔しい。
みんな一生懸命やってる。でも、噛み合わないところや、いろんなジレンマがある。
悔しい。
悔しい悔しい悔しい悔しい。
まだやれる。この作品は、この劇団はもっと高みを目指せるはず。
明日も頑張ろう。

さて、写真は光星、稜、嘉人(よんよん)の三人です。この写真はこの稽古場レポートの第一弾に撮った写真です。懐かしいね。この三人は、稜が初舞台であと二人は過去にCocoで公演の経験がある二人です。俺は、この三人に本当に期待してる。
もちろんみんなもそうだけどこの三人には今回本当に負けないで欲しい。男なんだから。
この先どうなるかはわからないけど、あるいはCocoを引っ張っていける男達になって欲しい。
こいつらほんとにかわいい奴らなんです。

嘉人はまだ自信が持てないのかも知れないけど、全く擦れない芝居をする。自然だから、観客を引き寄せる魅力を持ってる。これは才能がないとできないと思う。だから自信を持て、何も怖い事なんてない。みんな味方だ。もっと自信を持ってその力を見せ付けろ!臆するな!

稜はひょっとしたら三人の中で誰よりも頑張ってるかも知れない。家族に共演者がいない中、確認作業はいつも自分でしかやれない。一人でiPodを聞いて、いつも確認作業をしている事を俺は知ってる。あるいは一番悔しい思いをしてるのはお前だ。だから自分が本気だという事をもっと共演者に見せ付けてやれ!お前がみんなを引っ張れ!遠慮なんかするな!

光星は持ち前のエネルギーを遺憾無く発揮できる事が最大の武器だ。自分の芝居にあれだけ自信を持ってやれる役者はいない。なかなかできない事をやってる。それは最高の魅力だ。だからこそ、自信が持てない動きやきっかけが目立つ。自分がせっかく作った素晴らしいシーンを他で台なしにするな。全てのシーンで自分の最高の力を見せ付けろ!そうしたらみんなお前についていくから、最後まで諦めるな!

三人とも、めちゃくちゃ頑張ってる。みんな、めちゃくちゃ頑張ってる。だから答えたいと思える。俺もやれる事をもっと頑張るから共演者としてもっと協力し合っていこう。もっと上を目指そうと思えたら、やれる事はもっともっとあるはずだ。
やってないんじゃないんだ、やってるんだ。でももっと上を目指すならまだ足りないんだ。
三人とも、めちゃくちゃ頑張ってる事を俺は知ってる、大丈夫だから、さらにもっともっと上を一緒に目指していこう。君達にはもっと伝えたい事が沢山ある。できる限りの事を、あと一週間、あとほんの一瞬だけど、やり切りたいと思う。
だから、力を貸して!


ミュージカル劇団レポCoco 稽古場ート19

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おつかれ様です!マジでみんな顔に疲れが出て来ましたね。笑
昼の時間は学校や家事や仕事に追われて、夜は集まって稽古場で俳優にならなきゃいけない。でもこの時間がなくなった時、ぽっかり心に穴が空いたようになってしまうんだろうなと、いつも本番前はそう思って切なくなります。
僕にとって演劇を作る作業は、恋人と出会って、別れる事に似ている。
恋人は、例えばその物語そのものだったり、共演者であったり、劇中の音楽であったり、役であったり…。全部がその時にしか出会えないもので、燃え上がって、時に冷めて、また燃えて。そして遠からず、いつか必ず別れが来る。
そう思って、だからこそ真剣に向き合う。
感じる事、想う事。思い込みや、突っ走り。失望と、信頼の繰り返しの中でいつか、自分が救われていた事にそっと気付かされる。
でもその時に相手はいなくて。
それもこれも、置き去りにして行くには悲しいから吐きそうになりながら抱えてまた歩く。恋多き男、なかすけです。笑

今の時間を大切にしようね。今日のブログゲストで、キャストは全員揃います。
最後のゲスト、阿部よしつぐさんです!よしつぐさんは、なんと…
あの東宝のレミゼラブルでアンジョルラス役をやり、赤毛のアンでギルバート役を務めていた、まさにプロのミュージカル俳優です!!実は今回急なキャストチェンジがありまして、同じゲストで呼ばれていた田村康太郎さんが出演できなくなってしまい、本番直前でどうなる!?とみんなヒヤヒヤしていたところ、ボスはまさかのプロミュージカル俳優呼んで来ちゃいました。
…恐るべしそのコネクション…。
すげー人来ちゃったよ!と僕は勝手にビビっています。笑 だって僕はしがないなかすけ。音楽やっとったし、歌なら負けへんで!というところにドーンと突然現れた王子様!みんな目がトローンとなってしまい、光星のバカヤローに至っては稽古終わりにいつも俺のところに飛んでくるくせに、その日はいきなり『サイン下さい』とよしつぐさんにべったり。
(ふぶきのSE)
切ない!切ないよ!おのれアンジョルラス!!舞台上では負けぬぞ…!!メラメラ〜と燃えて勝手にライバル意識を燃やしていたなかすけでしたが。今日、よしつぐさんが僕のところに来て一言 『デモ音源に歌入れたのなかすけ君だよね?助かったよ。甘い声してるねぇ。』
甘い声してるねぇ(ねぇねぇねぇねぇ…)

あっ(*´A`)


ミュージカル劇団レポCoco 稽古場ート20

稽古は明日、20日まで。明日で稽古は終了し、小屋入りをします。
ところで皆さん Cocoの正式名は 『ミュージカルCoco〜』なんです。
何を今更?といった感じですが、『〜』ってなんだろうなんだろうと思いながら、僕はそれを書かずに稽古場レポートを書いてきました。『〜』は文字通り、『から』という意味だそうです。つまりCoco〜は『ここから』 
その昔、狛江で市民演劇祭をした際に"もう一度、今度は自分達で立ち上げようよ!"と集まったメンバーが始めた劇団。だから『ここから』僕は、この劇団に呼ばれてから今日までの間、みんなと一緒にここまで作品を作り上げてきました。そしてきっと、また更に"ここから"なんですよね。今回のこの作品が空に帰っていっても。みんなとバイバイしてからも…。
僕はこの劇団の名前から『おかえり』と『ただいま』を感じる。

Cocoの人達は、市民で構成されているから、きっと、自分の生活の都合で参加できなくなってしまったりするかも知れない。僕らのようにゲストで呼ばれたりする人達は、ひょっとしたら仕事の都合でこれ以降の作品作りには携われないかも知れない。でも、彼女達のこの劇団は、"それでも良いのだ"と。

友達のようでいて、他人のように遠い愛しい距離。家族の風景がここにある。
元々、市民演劇祭を終えた『ここから』はいつしかみんなの人生の中で一つのホームとしての『ここから』になっていったのだと感じました。暖かいこの温度に触れていられるのもあと4日です。


ミュージカル劇団レポCoco 稽古場ート21

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お疲れ様です!今朝は雪が降りましたね。寒かったのに、『雪だ!』とテンションが朝からだだ上がりでした。笑
最後の通し稽古を終えて新宿で電車を乗り換える時、ふと、空を見上げてみました。もう雪は止んでいたけれど、あの遥か高みから生まれた雪達が、今は溶けて僕らの世界の中に紛れている。何もなかったかのように新宿の人達はその中を歩いている。

空の中で彼等は何を思ったろうか。
どんな風にこの世界を見ているだろうか。
雪のひとひらが朝を彩り、僕らに見せたもの。

今になって、この降雪後の曇った空を見つめて
この脚本の言葉達をもっと感じれた気がしました。
今朝、僕らに雪を降らせてみせてくれた空は
僕らをきっと応援してくれている。

今はこの空から、子供達の声が聞こえます。

明日は、小屋入りです。
みんな、今夜はゆっくり休めますよう。

PS
Coco〜Tシャツが出来ました!!嬉しいー!!


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート01

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今回は狛江の市民劇団です。僕のお芝居の師匠の一人、野崎美子さんが演出をされてるとの事で今回微力ながえをさせていらお力添ただく事になりました。劇団ホームページでまだ作品のタイトルなど発表されていないので詳細はまだ伏せますが、とても綺麗で繊細な世界観です。今回の役、僕は多分ソロで2曲程歌わせていただくの…かな?笑 大役、光栄です。公演は来年の1月22日、狛江、エコルマホールになります。
写真は劇団の子供達、男子全員集合です。
左から(なかすけ)、りょう、こうせい、よんよんです。

りょうはシャイな印象で、礼儀正しく話し掛けるとクスッと笑うかわいい子。芝居に夢中になって、台本を持ってない事に気付いてから台本取りにいってしまうような一生懸命さ。僕が子供の頃はこんな感じだったかも知れません!っつって。笑

よんよんは笑顔がとても素直で芝居も飾らずストレート、彼はとても好感持てる自然な芝居をします。媚びない!彼から学ぶ事は多いでしょう。子供の頃、僕の友達だったタイプです。

こうせい!こいつは面白い!笑僕が稽古初参加として現場に入るなりガン見される。じっと僕を観察し、”この人は大丈夫かな?”と探る。そしてひとたび”大丈夫”と悟ると、猛突進!笑 どんどん自己アピール!素直で、嫌な事をちゃんと嫌と言え、好きな事をとことん突き詰めるパワフルさ!僕が子供の頃憧れていたタイプです。

とても刺激になる現場に飛び込みました!次回のミュージカル劇団Coco、稽古場レポートは来週!今後ともお楽しみに!


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート02

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今日も、台本に沿ってシーンを丁寧に組み立てて行きます。今回はわたくし、なかすけが活躍するシーンまで行きました。
感想…ドキドキ。笑
野崎さんの演出では、人が持つ純粋なエネルギー(それがマイナスであれプラスであれ)を
無駄にすることなくパズルピースを合わせるように役者を配置し、舞台全体を作っていきます。今回の劇団は、みんながプロの俳優ばかりではありません。子供達もいます。でもだから、みんなが生活の中で見てきた事や感じてきた事それら全てが舞台で活きるんだよ?
という事をのざさんは演出の中で伝えている気がします。そしてのざさんは、僕らプロと名乗る人(少なくとも僕はまだ”自称”止まりだろう)にも同じ事を伝えているのだろうと思います。もう一人の師匠、岡安泰樹さんもいつも同じ事を言います。
『あなたは、あなたしかいない。』
今まで生きて来た事は、舞台でちゃんと武器として使える。それを伝えてくれる演出家さん、師匠に出会えて、教えてもらえて、一緒にやれて、ほんとに良かった。 あ そして完成したパズルはきっとまた見に来た人にとっての大事なピースになっていくのではないか!つって。さて、本日のブログゲストは女の子チーム!
左からしおり、りん、ゆみ、まなかです。今日欠席でしたがここにわかという女の子もいます。わかはまた後日紹介しましょう。

しおりは野生の匂いがする…。動物的な本能に、純粋に従っていそうな感じ。笑 だから面白い事があればすぐ笑うし、目が鋭い。何かを見る目がどこか、こうせい(レポート01参照)と近い。笑 高校生で蓋をしがちな部分を臆さずさらけ出している印象だ。

りんは白いイメージ。今回、この作品でとても重要な役を務める。それに納得できるものを彼女は持っていると思う。だから、彼女が吐く台詞には素直にうなずけるのだ。インスピレーションが成せる技だろう。

ゆみ!顔隠しやがって!笑でも彼女については後日また触れる事になります。(ふふふ…)なぜなら、僕と一緒に作りあげていかなきゃいけない。この物語に於いての基礎とも言うべきとーてーも、重要なシーンがあるから!そして彼女とならそれが出来ると確信しています。これも、インスピレーションです。

まなかはつぶらな瞳の持ち主です。
残念ながらこの写真では目をつぶってしまっていますが(ごめんよー。)劇場に見に来て下さいということです。笑 おとなしい印象のある彼女ですが、なんだか、母性を感じて見ていると安心します。何故だろう。そして、瞳がつぶら。あ、きっとそれだ。じゃあみんなやっぱり劇場に来るしかないわ。笑

これからまだまだ続く稽古場レポート!今のレポートはあくまで僕の第一印象ですから、もっと、ずっと、より家族に近い存在になっていった時に書くことはまた増えていくと思います。そしてそうやって隙間が埋まれば埋まる程きっと良い作品ができるんですね。ではおやすみなさい!
PS…今回僕が一緒に写真に写ってないのは照れたからです。


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート03

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今日は、出来上がっているシーンの動きをおさらいして、今出来てるところまでの台本読み合わせをしました。例によってアップ(準備運動)は、ほぼ強制的に子供達にやらされましたよ。(えぇ、主に光星によって)小学生のキンタマパンチから逃れるのも楽じゃないのです。(いっとくけど不意打ちじゃなけりゃ負けない。電気アンマで抗戦し連勝。)そのうちお母さん(主に光星のお母さん、道子さん)から怒られて終戦。はい、そんな稽古スタートです。笑
今日からシーンが増えて来ました!また、新たに俳優さんの助っ人が参戦してきて大盛り上がりを見せてきております。(助っ人俳優の皆さんはまた紹介します。)初めて本のみで通し稽古をやり、みんなこの物語の魅力を再確認しています。

この物語は、とても透き通っていて美しい。僕にはそれが第一印象でした。

言葉が繊細で、それでいてシンプル。盾しているようですが、"届く言葉"というのは複雑と繊細をイコールの関係には置かないらしいのです。
みんなで通して読み合わせをする事でまた少し色が加わっていきます。とても綺麗なガラス細工に、色をつけていくようなそんな感覚です。例えるなら琉球ガラスの製作行程!それぞれの個性が、透明なキャンバスに物語を塗っていく。そのパレットを持つ演出家は楽しいだろうなぁ!笑

どんどん、素敵になっていく。
さて!今日のなかすけブログのゲストは…パワフルお母さんの一人、道子さん!
道子さんは、光星と、前回紹介した夕海と、凜のお母さんです!そうです。夕海と光星と凜は三姉弟!
おっとり夕海(長女) テキパキ凜(次女) やんちゃ光星(長男) (今日3人の名前の漢字を初めて知ったけど良い名前だなぁ!)
そしてこれらを束ねるボス。それが道子さん!強くて、優しいですよー…オーラが。笑 そして噂に聞くところによると、光星を物理的に大きくしたのがご主人様、つまりこの三姉弟のお父さんなんだとか…。会ってみてぇー!笑
"お母さん"、"キャスト"、"スタッフ"の三役をこなす敏腕道子さん!そしてそのパワフルお母さん道子さんが、今回そんな彼女にしかできないであろう大役を務めます。乞うご期待!

〜本日の名言〜 演出家、のざさんがシーンの動きをみんなにメモして欲しくて放った一言…。

『演劇やってる人なんてみんなバカなんだから頼っちゃダメよ!』

助っ人俳優達は間髪入れず謝罪しました...。
PS よんよんと光星が明日サッカーの試合で対決するらしいです。頑張れー!楽しめー!そして怪我すんなよー!


ミュージカル劇団Coco稽古場レポート番外編04


ミュージカル劇団Coco稽古場レポート番外編05


ミュージカル劇団Coco稽古場レポート番外編06


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート07


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート08

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今日は歌の練習から始まりました!ソプラノ、アルト、テナー、ベースでそれぞれ音取りから始まります。こんな時、市民ミュージカル劇団の強いところを感じます。声質がいっぱいあるのだ!これは作曲のカズさんも作り甲斐があるだろうなぁ。子供と大人、男と女、それぞれほぼ均等に。そして今回Cocoにはゲストとして、僕を含めた俳優の男が四人が参戦。しかもそれぞれ持つ音域が違う男が、四人。まるで一つの街だわ。そして歌唱指導のリカさんは、さしずめサーカスの猛獣使いのよう。笑。音取りの作業はみんな必死です。あるものは楽譜や歌詞とにらめっこし、あるものはレコーダーやスマートフォンで録音をし、そしてあるものは眠気と戦っていました。笑。『ふわふわ』や『ずんずん』等の擬音飛び出す猛獣カズさんはその様子を見て、美味しい餌を与えられたかの如くひたすら喜んでおりました。笑。でもその気持ちわかるんだよなぁ。僕も前にミュージカルの作曲をした事があるんですが、自分が作った音を役者達が歌ってくれるって、めちゃめちゃ嬉しいんですよ。自分がどう頑張っても出ない音域を出せる人がいるわけで、色んな声質があって、しかもみんな役者でしょ。その歌を、良くしよう良くしようって躍起になるでしょ。そりゃ、もう最高ですよ。笑。そして物語中一番最初に盛り上がる曲だから歌ってるこっちも楽しい楽しい!いやぁしかし…ハモりって難しい、ね!笑。頑張りましょう、ね!
さてさて!歌練習が終わってから、芝居稽古もやりました。今日は上記で練習した歌に合わせてそれとなく動きを付けてみました。そうなったらもう、さっき音入れした歌なんてぶっ飛ぶよね。笑。みんなカオス状態。いやはや、また来週楽しみだね!笑
なかすけは来週までになんとか完璧にするから!光星君、ボイスパーカッションの練習もいいけど、歌も完璧にして来なきゃダメよ?笑

さて今日のブログゲストは小西マリアさん!マリアさんはアメリカ人とのハーフだそうです!そしてマリアさん、関西弁を話すんですよ、素敵!。笑顔がゴージャスです!笑 友達にも何人かいるんですけど方言使うハーフって大好き。笑 イケメンで不思議ととっつきやすいでしょ。マリアさんもその美しい顔で『〜やん』とかおっしゃいます。エネルギッシュな関西弁で、どんと大きな演技をするマリアさん。さらに歌にも凄まじい破壊力があるんだとか…。恐ろしい。笑
それからね、マリアさんはいつも美味しいケータリングを稽古場に作ってきてくれるんです。なかすけはすっかり餌付けされています。笑 今日はえのきとツナのもち米おにぎりを作ってきて下さいました。美味しかったー。来週の献立はなんだろう…。なんつって。笑 マリアさん、素敵です!


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート09

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こんばんは!今週も土曜稽古やってまいりました!稽古できる日数は、今から数えてあと18日です。ぶっちゃけ、ミュージカルを上演するなら絶対少ないです。さぁそんな中!今日から振り付けの柳下先生が怪我から現場復帰してきました!(軟骨を痛めてしまったようです…いたた…。)稽古の冒頭から柳下先生に今までやってきた振りをチェックしていただきました!張り詰めた空気が…。そしてそのままのざさんの演技指導に。はい。やってきた事が、良い意味でも悪い意味でも出たと思います。柳下先生はきっと、舞台に上げられるクオリティにするために、できない事はやらせないと思います。でもだからこそやらないと、せいぜい市民劇団で終わってしまう。
演出ののざさんも同じです。のざさんは僕らを(Cocoを)プロとして見てくれている。残酷な言い方をすれば、使えなければ切るはずです。やれない事はやらないけど、やれる事はなんだってやるんです。

『稽古場では、アイデア合戦』のざさん言います。

みんなの良いところは絶対無駄にせず、それはちょっと…というものは切ります。僕ら俳優が、仕事の現場でやっていることと何も変わらないんです。良いものを作るための作業です。

僕はこの劇団に今、関わった事を感謝してます。試されてます。だからやります。

子供達も、わからないことは大人に聞いてクリアにして行こう。僕だってわからない事は演出に聞きます。『ゲスト』なんて名ばかりで、僕は駆け出しです。だからみんなと一緒です。でも、信念は曲げたくない。甘えたくもない。だからわからないことは聞きます。確認します。残された時間は少ない。次回は今日の100倍やれる稽古場で行きたい。
僕は『雪のひとひら』を、命を燃やす芝居にしたい。一緒に、全力を尽くしましょう!

はい!というわけで熱苦しい中、今回もやってきましたブログゲストのコーナー!笑
今週は、稽古場レポート01で紹介した、よんよんのママ!かなさんです!小さい体から溢れ出るキュートなエネルギー!かなさんは、今回雪のひとひらの一生の一部となる重要な役所を演じます。いつものざさんの演出をじっと聞いて、ありえない書き取りスピードで台詞の変更点を確認し、道子さんと共に、みんなに伝えてくれます。敏腕の演出助手でもあります。だから僕は稽古にNGを出した時や、確認しきれてないところはかなさんに聞きます。
とっても助かっています。かなさん、いつもありがとうございます。

さー明日も稽古だよ!ぉらー!気合い入れて行くぞ!


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート10


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート11

今日は稽古を延長!14時から三回も稽古場を移動し、夜の21時まで稽古しました。しかも田部谷家に泊まった人は朝練付き。笑 稽古漬けって凄い楽しいけど、凄い疲れるね。笑 本番まで稽古回数もあと15回しかない。 1回1回の稽古の集中力を切らすわけにはいかない。
いやしかし、Cocoのダンスはかなりハードルが高いですよ。振り付けはプロのダンサーさんだから、勿論、絶対妥協はしない。市民劇団とはいうけど、スタッフの人達はCocoの人をあくまでプロの俳優として接する。また俳優達は、それをわかっているからついていく。子供達も、ちゃんと自分たちをプロとして考え、頑張っています。
さぁ、子供達にも約束したから来週までに振りを完璧に仕上げていかなくちゃな。そうそう!昨日凜の誕生日会もしたけど、実はゲストの新悟さんの誕生日だったのです。そこでみんなは素晴らしい事を思いつきました。休憩中、しんごさんが一服している間にケーキの蝋燭に火をつけて、それを稽古場中央にセット。みんなは隠れて、電気を消して、しんごさんが一服から帰るのを待ちました…。しんごさんが帰ってくると『え?電気消えてる!一体何が?』的なリアクション!笑 そこでみんなが現れてHAPPY BIRTHDAYを歌うという…最高のサプライズをやってのけてやりました!笑
しんごさんは泣きそうな顔をしてましたね。サプライズ大成功!
そしてね、何が素晴らしいって、のざさん(演出)が『今日は実はしんごの誕生日なの。』と言ったらもうダンスの稽古の途中でヘトヘトになってたのに、みんな急にうれしくなってサプライズの用意をしたんです。
子供達なんかしんごさんが驚く顔をするのをわくわくしちゃって。前日から知らされていたかなさんはケーキを焼いて来てくれました。仲間の為にこんなに楽しくなれるって最高だね!お互いがとっても大切にし合える現場にこそ良い作品がうまれると僕は信じています。このカンパニーは素晴らしいです。来週も、気合い入れて行こうね!

ところで今日着替えていたら、しおりに『ぷよってしてる…。』と、凄い冷たい視線を浴びせられました。わかってるよ、最近太ったよ。泣 だから俺はCocoでいっぱいダンス踊って痩せるよ!脱・ぷよすけ宣言。でもお母さん達のケータリングが美味しすぎてどうしよう…。…ん、あのな。言わしてもらうけど、このお腹、意外と気持ちいいんだからな。
逃げますっ!また次回お楽しみに!


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート12

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お疲れ様です!稽古場レポートも多分折り返しに差し掛かって来ました。Cocoのみんなと、このブログを盛り上げるのも、もうあと少しなんですね…。な、泣いてなんかないぞ!これは、目から、汗が出たんだい!とまぁ、目から汗が出るほどの熱いダンス稽古でした。笑とっても大事なシーンの新しい振りが付きましたよー。…と、毎週のように大事なシーンとか言ってますが、まぁつまり大事じゃないシーンなんてないんですねぇ。あぁぁ、でもネタバレできないからもどかしいよぅ。笑 あ、そうだ、こう言えばいいか。今日はね、『愛のシーン』をやりましたよ。どーん。この作品は雪のひとひらちゃんの一生なんだから、勿論そんなシーンもあるんですよ!(ドキドキ…)とーっても繊細で…静かなのに大音量で…体からほとばしる熱いパトス…!それが愛!ん愛なのさ!(なのさ…なのさ…なのさ…)
ちーん。
ま、つまりは劇場で見てみればわかる、と。笑
さぁそして久しぶりのブログゲストです!
今週は、そんな愛の振り付けをしてくださる、柳下久美子先生(左)と石川千瑞子先生(右)です!

お二人、体が大きいわけではないのに、体の芯が伸びてるので大きく見えます。そして『凜っ!』としています。僕の印象だと、柳下先生は、シック。千瑞子先生は、ポップ。笑。柳下先生は話していると、アダルトでモダンな世界にいるような気分になります。ん?モダンな世界が何かって?こう、あれですよ。例えば最新鋭のステレオから聞こえてくる音じゃなくて、蓄音機から流れてくる音のようなセピアなお洒落さですよ、それも西洋な。あれだ、紅の豚のジーナのようなアダルトさだな。そんな柳下先生は先日まで股関節の軟骨に支障をきたしてしまい、しばらく療養していたのですが最近復活し、今一応杖を持って移動しますが、完全に普通に歩いているようにしか見えないので登山家が一山越えて来たようにしか見えません。電車でも誰も席を譲ってくれないんだとか。笑
千瑞子先生はいつもニコニコしています。そしてなんだか活発なうさぎのようです。笑 話していると、とっても元気をもらえます。
前に僕の家の近所のお好み焼き屋さんでバイトをしていたらしいです。一見してそのクラシカルな動きからお好み焼きは連想できないのですが、先日手ぬぐいを頭に巻いて稽古している姿はまさにお好み焼き屋さんの看板娘のようでした。笑(まさかプリエしながらお好み焼きひっくり返していたのではあるまいな…。)

と、まぁこのお二方が絶妙なバランス、ニュアンスでナンバーに振りを付けているんですが、いやはや、先生方の肢体の運びは恐ろしく美しい…。よって、先生達がなめらか〜に踊ってくださってもわたくしなかすけが踊るとガサゴソと這う虫のような動きになってしまいます。笑 うん!よし!じゃあ!いっぱい練習して、美しい虫になろう!(違う) 明日も稽古!長丁場だよー!みんな頑張ろうね!


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート13

今日は演出家がとっても大事な言葉を言いましたので、色んな意味を込めてそれだけを書き記そうと思います。

もう、来月の今日は終演しているんだ。


ミュージカル劇団Coco 稽古場レポート14

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お疲れ様です!絶賛燃焼系なかすけです!
今日の稽古は作中、雪のひとひらちゃんが、強大な試練に立ち向かう曲の振り付けと歌練でした!13時から18時まで、歌の自主練の時間を設けられていたので、13時に稽古場に着くと、すでに旭美と稜とよんよんの三人が稽古場作りの為に講義室のテーブルを移動させているところでした。

子供達に『遅いぞ!』と言われ、俺が『ごめん!』と言いました。
子供達は、もう本番まで一ヶ月切っているという事を、どう受け止めているんだろうと思っていましたが、少なくともこの子達には何も心配要らない気がしました。

後に30分遅れて恕子がきました、恕子はこの曲ではダンスチームなのであるいはこの歌自主練はしなくてもいいはずなのに。
いいぞ!じゃガッツリやろうぜ!と道子さんを併せた六人でしっかり新しいナンバーを覚えました!
どうか、そういう姿勢を本番まで大事にしてね、みんな。

パラパラとみんなが集まってきて、18時からダンスの振り付けが始まりました。
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやい…

めっっっっっちゃ激しい!!笑
この曲は、先程も言いましたが作中試練の曲、戦闘なんです。
振り付けが容赦ない容赦ない。笑

でも、楽しい!
ところで、Cocoにはとっても頼もしいダンサーがいます。詩織、愛香、夕海、香奈さんの四人です。
高校生メンバーはみんなダンスがめちゃくちゃ上手い!
香奈さんも、バレエをやっているので肢体が綺麗ですぐに振りが入ります。
この四人を筆頭に、ダンスの振り付けは順調に進みました!
(俺はずーっと近くの詩織を見ながら踊っていました。笑)

来週は、頼らないようにするからね!


ミュージカル劇団レポCoco 最終レポート

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あの怒涛の日々が終わり、ようやく日常に戻ってくる事ができました。
遅ればせながら、狛江ミュージカルCoco〜『雪のひとひら』にご来場いただきましたお客様誠にありがとうございました!!!
本日、最後の会合を終え、この現場と別れを告げて参りました。なかなかこのレポートの最終章を書く事ができず、書いては消し、書いては消してやっと今、書く事が出来ます。
この現場に、一番若手のゲストとして呼ばれた時、自分に何ができるかを考え、この劇団をこのブログの読者の皆さんに知ってもらおうと着手した稽古場レポートでした。
そして、共演者が読んでいると知った時、稽古場に温度差はないと確信が持てるように、僕の感情を織り交ぜて書きました。(少々暑苦しかった。)
でもそう躍起に突っ込んでいった僕が今、気付く事は、僕が何かを、ではなく、みんなからの何かが、僕に与えてくれたもの。
あぁ、あの時、こんな良いモーメントがあって、みんなが僕を奮い立たせてくれたんだな、とか、一丸となるみんなを見て、忘れちゃいけないものをこれからの僕に一番必要なものを僕は毎回稽古場からもらっていたんだ、と。

Coco〜のみんなからもらったもの、
子供達の純粋なパワーや、大人の愛、一番みんなが根っこにもっている家族の風景が、演劇を育てるんだなぁということ。そしてこの作品は、それを全て浮き彫りにするものでした。

僕は、ずっと喧嘩していた母と、仲直りする事ができました。
ありがとう。笑

誰かを大事に思う事が、きっと全てのお芝居が持つメッセージの大部分で、そしてそれは、家族から始まっている。
ここでまた愛されて、思い知りました。
ありがとう。

ゲストの阿部よしつぐさん、村上新悟さん、秋山秀樹さん。
内側から支えてくれて本当にありがとうございました。

そして、僕のパートナーを演じてくれた田部谷夕海は素晴らしい女優です。
ありがとう。

ブログからCocoを応援して下さった沢山の読者の方々。
ありがとうございました。

僕はもっと大人になって
今、見えた沢山の課題をこなして
もっと立派な俳優になります。

また更に
ここから。


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